旅をする知

ソーシャルワーカーとして、旅をするように学ぶ。それは形を変えても生き続ける。

子ども食堂ボランティア

子ども食堂!
放課後の子どもの居場所のなさ、貧困、家庭環境、共働きなどによる孤食、栄養バランスなどの様々な課題を、地域でどうにかしたいと、
民生員さんや校長で立ち上げたもの。

今回は1日お手伝いとして勉強させてもらった。
(SWとして、つなげられる資源の選択肢を増やすため)

行く前は、食育や食堂ってイメージだったけど、
学習時間やレクリエーションなどの遊びもあり、他学年や多様な地域の大人のいるなかで、
のびのびでき、色んな刺激もあり、
心理的にも経験的にもすごく良さそうだった。

子ども食堂のタイプは色々あるけど、
ここは、月1開催、家庭環境の気になる子や課題のある子は個別に声かけてつなげ、
あとは興味のある子は誰でもきていいよスタンス。
だから、児童だけで48食!
しかも無料!(大人は300円)

課題のある子のケアだけではないので、
専業主婦のママたちも、今日は子ども食堂あるから、ゆっくりしようというママの休憩にもなったり。

ただそれも、地域の方々のボランティアや負担の上に成り立つ。
元給食のおばちゃんだった方や、民生員さん、議員さん、保護者の方々が、本気で取り組んでいた。
ボランティアも頑張って集めて、食材も安く良いものを探して、バザーなどで運営費集めて、ご飯をつくる体力もめちゃめちゃ使って!
大人数なので、集団で待ち時間があったりすると大はしゃぎな、発達の気になる子への対応は、地域の方は専門ではないので対応に混乱していたり。
(でもそれも含めて、子どもに向き合うことは、学校理解や色んな子の理解につながるから素敵だと思った。)

予算問題も常にあるなかで。
行政がお金くれるわけじゃなく、企業の補助金制度などを色々申請してみたり…
ぎりぎりだなあ。

それでも、本当に、みなさん子どもの前で顔がほころぶ。大好きなんだろうなあ、子どもと地域のことが。

体験してみた感想、
私でもめちゃめちゃ体力つかう!w
結構夜遅くなる、疲労困憊…w
(たまたま、大はしゃぎな子たちにつきっきりだったから?笑)
これを地域のおばちゃんたちがやってるのまじで尊敬。
業務やばい中、最後まで残って手伝う副校長なども尊敬。

子ども食堂の話題の時、よく、
「月1は少ないよね〜、意味あるのかな?」ってゆう人いるけど、
この規模では、それが限界!って感じた。
それでも、月1で子どもの顔を地域の方が覚えてくれる。
そこから生まれるつながりがある。
それれゼロの子とそうでない子の違いはあるはず。
個人的には、課題があると言われる子の多角的なアセスメントの場になった。

今後も子どもたちのために、私も地域資源の選択肢を増やし続け、少しでも適切につなげられる人になれるよう頑張ろう。