久しぶりに反貧困のお話を聞いた
社会活動家の湯浅誠さんのおはなしを聞きました。
湯浅さんは、貧困という概念がまだあまり知られていない時代、
「年越し派遣村」の村長になったり、貧困というものを見える化した第一人者です。
私は『反貧困』という本を、大学1.2年生(もう7年前?笑)で偶然読み、
そこから貧困という概念を覆され、
だれもが「すべり台」のように今幸せや制度から転落していくこともあるのだと、その身近さに、怯えました。
そこから貧困をテーマに、大学時に色々活動しましたが、湯浅さんとはすごく身近なのに、なかなかお会いできず、
ソーシャルワークに戻ってきたこの春、やっとお会いできる機会があり、感激。笑
今回は大学の授業みたいな形式だったのですが、今まで会った人の中で一番講義が上手かった…。
話し方や引きつけ方、まきこみ方、データのや事実の提示の仕方、参加のさせ方、その気にさせる方法。
その空気に触れることのできた経験が宝物になりました。
★今回学んだこと
「貧乏+孤立=貧困」
「お金や関係や精神の溜めがないこと」
「子どもは学校にランドセルと、それぞれの溜めを背負ってくる。それが登校の条件になる」
「がんばるためには条件(溜め)がいる」
「自己責任論批判」
「言葉は唯一の武器である」
「自分を開くことが相手の共感を生む」
「story of self, us, now」
「分かりやすく伝えるために例えをつかう」
「それぞれが頑張れる社会には、持続可能性がある」
「子どもたち、働く仲間の、その気にさせるをつくる」
「わかるって、かわること」
「なぜそれをするのか、ここにいるのか」
高校生にとっての貧困について知りたい人はこちらを見てください
また、湯浅さんの記事もおすすめ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/
学校関係者にできること
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20160923-00062341/
久しぶりに大切なことを、改めて思い出せました。今後の力になります。感謝。