旅をする知

ソーシャルワーカーとして、旅をするように学ぶ。それは形を変えても生き続ける。

障害のある人と働く巡り

今日は一日、「障害のある人と働く」のテーマ巡りでした。
ただ、障害あるなしに関係なく、
どうしたらみんなが「幸せに働けるのか」、「働くとは何か」、「自分らしく生きる」は、全ての人にとっての大きなテーマだと思っています。
それを障害者目線から切り込むと、めちゃくちゃ究極なテーマになり楽しく、
最近は様々な障害者就労に関わる施設などでたくさん勉強させてもらっています。

とりあえず、
今日行ったところだけ紹介します。笑

①フラワー&スムージーショップLORANS原宿店(障害者就労継続A型)

日本理化学工業のお話を聞きに、キットパスの絵画展と障害者就労のトークイベント

①、
LORANSは、何と言っても、究極的にオシャレでした。
「ここで働かせてください!」っていいたいくらい素敵で、みんな楽しそうに働いている幸せな空間。
カフェは、お花などに囲まれ、めちゃくちゃ癒されました。

代表の方とお話しでき、とっても華奢で可愛くて素敵な方でした。
全然福祉っぽくない!
もともと、プリザーブドフラワーのアレンジメントをやりつつ、元々は特別支援の免許があり、支援学校卒業後の働く先がないことに課題を感じ、
自分の強みを生かしつつ好きな分野で、A型就労を立ち上げたんだそうです。
他業界から、福祉にくる強みをめちゃくちゃ感じました。
専門性もかなり必要な分野ですが、このような魅力的な選択肢がもっと増えるといいなあ。

就労で意識されていることは、やはり常に利用者さんと対話し続けることでした。その中で、一人ひとりに合った働き方を新しく一緒に見つけていく。
本当それに尽きますよね。

②、
日本理化学工業さんのキットパスで描いた絵画たち、とっても可愛かったです。
障害のある方やアーティストさんが描いたもの。
キットパス、私も使いたい!

日本理化学工業さんは、「相手の理解力に合わせる」という姿勢を全従業員で意識され、
50年以上前から始めた障害者雇用は、現在なんと7割!が、知的障害者
だけど利益追求もしっかりし続けています。

また、障害者雇用について、「皆働社会の5方よし」の考え方は、
重度の方の働く幸せや自立・企業の競争力強化・国の国費削減・家族の安心・福祉の自分の役割に集中
というものでした。
Win-Winを超える、Win5は新しいですよね…

また、同じ場であった、東京しごと財団さんのお話もよかった。
障害者雇用の定着、安定就労をするため、働き続けるための話し合いが大事だとは言われていますが、
それを具体的にどう進めたらいいかのヒントがたくさんありました。
対話力って、人によって違うから、結局は雇う人に依存してしまうし、具体的になんなんだーっと気になっていたので嬉しいです。
そしてそのヒントを細かくまとめてあるデータももらえることになり、ワクワクです。

私ももっと働きながら学び続けられるように頑張りますm(__)m
最近は過剰にインプットしすぎているので、アウトプットもそろそろしていきます。

★LORANS原宿店について
http://toyokeizai.net/articles/amp/85974?display=b&_event=read-body
以下引用
株式会社LORANSでは、花屋にできる社会貢献プロジェクトを積極的に行っています。そのひとつが、障がい者の方の積極採用です。『LORANS 原宿店』でも、15名の障がいをもつスタッフが活躍しています。
15名のスタッフの業務内容について「業務は人それぞれに異なります。仕入れた花の水揚げ作業から、接客業、店内の植物の管理まで様々です。一緒に仕事をしていく中で本人が得意なことを見つけ、それすごい!というものが見つかった時はそこに集中し、良さを伸ばすようにしています。」

日本理化学工業について
https://lovegreen.net/report/p104357/
以下引用
「人間の究極の幸せは4つあります。1つ目は、人に愛されること。2つ目は、人に褒められること。3つ目は、人の役に立つこと。4つ目は、人に必要とされること。だから障害者の方たちは、施設で大事に保護されるより、企業で働きたいと考えるのです」